医療崩壊か 2020 12 19

「ウイルスではなく、法的な問題で医療崩壊になる」
 新型コロナウイルスは、感染症法では「2類相当」になっていますが、
そもそも、新型コロナウイルスの感染力や死者数は、
インフルエンザに近いものがあります。
 インフルエンザは、「5類」なので、
新型コロナウイルスについても、「5類相当」にすべきです。
 「2類相当」にしていると、何か問題か。
それは、医療機関において、
スタッフ、施設設備、医療用品に相当な準備が必要になるからです。
 新型コロナウイルスを「5類相当」にすれば、
インフルエンザと同じになりますので、
地域のクリニックでもノウハウがあり、診察も治療も可能となるでしょう。
 目指すべきは、早期発見・早期治療です。
避けなければならないのは、発見が遅れること、治療が遅れることです。
 もちろん、欧米で流行している新型コロナウイルスは、
日本で流行している新型コロナウイルスと違って、「狂暴なもの」があります。
しかし、これは、「国境」の閉鎖で対応できるでしょう。
 さらに、新型コロナウイルスで注意が必要なのは、
症状において、急激な悪化でしょう。
 今年の春、よく聞かれたのは、
「さっきまでスマホをいじっていたのに、急激に悪化した」という事例です。
 しかし、このような問題に対しては、
SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)を定時的に測定すれば対応できるはずです。
 これは、左右差がある場合がありますので、
右と左の両方を測定すれば、問題ないでしょう。
どちらか低い方を記録しておけばよいのです。
 地域のクリニックは、大病院と「リエゾン医療」を確立すべきです。
「新型コロナウイルス・リエゾン」がクリニックと大病院の間に確立されるべきです。
 話がそれますが、血圧の測定は、
内科医によると、両方の腕で測定すべきだというのを聞いたことがあります。
これも左右差があるというのです。
 さらに懸念として考えられるのは、「新型コロナウイルス後遺症」でしょうか。
しかし、これもマニュアルを整備すれば、近所のクリニックでも対応可能でしょう。
 さらに、今のところ、レアなケースとして考えられるのが、
新型コロナウイルスが「血液脳関門」を破壊、
あるいは、新型コロナウイルスの一部が「血液脳関門」を突破してしまう可能性です。
このようなケースについては、可能性として検討すべき問題です。
これは、「高次脳機能障害」のような症状が出る可能性があります。
 以上、新型コロナウイルスは、インフルエンザと違って、一部怖い部分がありますが、
新型コロナウイルスの感染力や死者数は、インフルエンザに近いと言えます。





































































スマートフォンのトップページへ